知り合いの業者に頼みたい
住宅の購入や売却に際して気心の知れた業者や近くの不動産店にお願いしたいと思われるのは当然のことでしょう。 通常不動産仲介業者は売却の依頼を受けるとお客様からの残債務等のヒアリングに加え物件の調査をします。査定の結果、売却価格よりも残債務が上回る場合(オーバーローン)には不足分を現金で補うよう説明します。これが無理な場合は仲介を断られることが多いでしょう。
同じ手数料でありながら一般の仲介業務に加え債権者との交渉や権利調整、様々な疎明資料作成などで法務、税務面での知識も要求される任意売却は通常より多くの労力と時間それに経験を要する緻密な作業です。
知り合いの業者にお願いし引き受けていただいたとしても多大な労力を強いることになる上、交渉がうまく行かず弁護士のもとへ依頼に行かれ、結局弁護士を通じて任意売却専門業者に依頼が来ることが多いものです。 弁護士といえども担保不動産の扱いに精通していなければ結局債権者との関係を壊すことにもなりかねません。
任意売却には不動産の専門知識に加え法務と税務知識、債権売却者との交渉力、権利関係者全員を取りまとめるための根気と誠意、そして経験が必要です。
住宅ローンが払えなくなったり、共同担保物件の売却をお考えなら任意売却専門業者に依頼するべきでしょう。