住宅ローンが払えなくなってしまったら
Kさんは商社に勤める猛烈サラリーマンでしたが、3年前に潰瘍性腸炎を患い手術を受けられたのち、長期入院を余儀なくされたのをきっかけに会社を辞めざるを得ませんでした。その後しばらくはリハビリに専念され再就職を求めましたが体調もすぐれない上、時代の不況とあいまって思うようにことは進まなかったようです。
蓄えも底をつき、しかもバブル期に購入したマンションのローンは月々12万円、あと9年残っているうえ、他にもサラ金ローンがあり、奥様のパート収入だけでは支払い出来なくなり、とうとう差し押さえられたのです。
当初相談に行かれた近くの司法書士事務所では自己破産をすすめられたそうですが、不動産がある場合には管財人を立てる必要があり、総費用が100万円程度必要になります。Kさんにはそんな余裕はありませんでした。
もうどうにでもなれという半ば投げやりな気持ちで、弊社に相談に来られたときには憔悴しきっておられました。
借入残高はサラ金が400万円、住宅ローンが遅延損害金含め1360万円に対して、マンションの売却査定価格は1000万円弱といったところでした。
弊社ではKさんの今後のライフプランの設計も含めた再生案を出させていただき、必ず解決できる旨お伝えしました。
サラ金のほうは提携司法書士に整理をお願いし、弊社ではマンション任意売却の同意を得るべく、物件の査定資料、物件調査資料、売却予定スキーム説明書等を作成、Kさんとともに債権者のもとを訪れました。
任意売却では競売よりも高く売れる場合も多く、債権者にとってもメリットがある為、調査資料、価格設定と根拠、売却方法等に曖昧なところがなく誠実に交渉すれば多くの場合、応じてもらえるものです。
Kさんの場合は販売価格1000万円から引越し代金の実費分を還元してもらい、残債務については月々1万円払いという条件で同意いただきました。
サラ金のほうも利息の見直しにより、月々の支払いが3万円になり、これなら自己破産せず何とかやっていけると思われたようです。
幸いマンションも買い手はすぐに見つかり、現在Kさん夫婦は奥様の実家へ帰り、小さな自然食品店を営んでおられます。
当初相談に行かれた近くの司法書士事務所では自己破産をすすめられたそうですが、不動産がある場合には管財人を立てる必要があり、総費用が100万円程度必要になります。Kさんにはそんな余裕はありませんでした。
もうどうにでもなれという半ば投げやりな気持ちで、弊社に相談に来られたときには憔悴しきっておられました。
借入残高はサラ金が400万円、住宅ローンが遅延損害金含め1360万円に対して、マンションの売却査定価格は1000万円弱といったところでした。
弊社ではKさんの今後のライフプランの設計も含めた再生案を出させていただき、必ず解決できる旨お伝えしました。
サラ金のほうは提携司法書士に整理をお願いし、弊社ではマンション任意売却の同意を得るべく、物件の査定資料、物件調査資料、売却予定スキーム説明書等を作成、Kさんとともに債権者のもとを訪れました。
任意売却では競売よりも高く売れる場合も多く、債権者にとってもメリットがある為、調査資料、価格設定と根拠、売却方法等に曖昧なところがなく誠実に交渉すれば多くの場合、応じてもらえるものです。
Kさんの場合は販売価格1000万円から引越し代金の実費分を還元してもらい、残債務については月々1万円払いという条件で同意いただきました。
サラ金のほうも利息の見直しにより、月々の支払いが3万円になり、これなら自己破産せず何とかやっていけると思われたようです。
幸いマンションも買い手はすぐに見つかり、現在Kさん夫婦は奥様の実家へ帰り、小さな自然食品店を営んでおられます。